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指導医

森 英樹

所属:循環器内科
入職:1998年
日本内科学会総合内科専門医
日本循環器学会循環器専門医

先生の研修医時代のお話を聞かせてください。

研修医時代は、点滴や採血が上手くいかないだけで1日中ブルーな気分になり、わからないことだらけで調べ出したらきりがないという感じであり、毎日が五里霧中といった感じでした。しかし、似たような症例を経験する頻度が増えてくると、少しずつ対応も早くなってきて、そういったことの繰り返しにより少しは成長できているのかなと感じ(るようにし)ていました。

初期研修において、印象に残る診療科・研修内容はありますか?

Goodpasture症候群の症例を受け持ち、腎不全の進行や喀血による呼吸不全などにて難渋していたのですが、まさしくこの患者さんのケース報告を地方会にて行っている最中に急変され、お亡くなりになられました。初めての死亡症例でもあったため、強く印象に残っています。

循環器を選ばれたのは、どうしてですか? また、そのきっかけなどをお聞かせください。

もともと学生時代から、なんとなく好きでした。癌が苦手というのもあります。但し、心不全の末期は癌患者さんの末期に近いものがありますが・・・。

指導する立場として、心がけていらっしゃることはなんですか?

症例提示を受けただけでは粋なコメントができないことが多いので、できる限り患者さんと接して情報を取りつつ、一緒に考えるようにしたいと思っています。

当科専門研修プログラムのポイントは、どんなことですか。

虚血性心疾患は緊急カテーテル検査、治療を含め対応しています。一方で心臓血管外科の併設はなくく、アブレーションやCRTなども行っていません。
循環器だけをやりたいならば物足りなさがあるかもしれませんが、症例数は豊富ですので、循環器領域をサブスペシャリティのひとつとして身に着けながら、専門医資格の取得までできます。

これから研修先を決める学生にメッセージをお願いします。

医師としてのスタイルややりがいは、いろいろあると思います。専門性の高い医療の提供であったり、救急医療であったり、終末期医療や在宅医療、麻酔医、病理医などなど・・・。但し、自分が何に向いているのかは、学生時代の勉強や研修だけでは判断し切れないものです。
自分が主治医や前面に立てる環境において、直接的な様々な経験を通じて、自分に合った医師像を見つけることが重要だと思います。当院では、そのような条件がいくつか揃っており、選択肢のひとつとして考えていただければと思います。

1週間の勤務スケジュール

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