アットホームで
助けてくれる先生が沢山います!

齋木 里帆専攻医

RIHO
SAEKI

Interview一問一答インタビュー

実際に働く先生に病院の雰囲気やカリキュラムを聞いてみました。

Q1 軽い自己紹介をお願いします。

医師5年目で、一児の母、現在育休中です。
愛知医科大学卒業、協立総合病院で初期研修を終え、内科専攻医として奮闘中です。循環器内科志望です。

Q2 なぜ、当院での内科専門研修を選ばれたのですか?

初期研修を当院で終え、当院の医師・コメディカルのの雰囲気がとても気に入っていた為です。また、私は将来父のクリニックを継ぐ予定であり、当院のプログラムは医局に属さなくても良い点がメリットに思えたためです。
*女性医師として結婚/育児を行う上で医局人事はつらいですからね…

Q3 病院の方々の雰囲気はどうです
か?

とてもアットホームで気に入っています。特に、看護師さんたちは、とても頼もしく、いつも助けられています。医師一人では何もできず他職種の力を結集して患者さんと向き合っています。
私は妊娠時、悪阻がそこそこあり、外来など通常業務がつらい時がありましたが、女性ならではの気遣い、アドバイスに何度となく助けられました。
*外来終わりには骨盤ベルトのつけ方を助産師さんに教えて頂きました!
他には、クリスマスに寂しく当直勤務をしている職員同士で、真夜中に看護師さん達とピザを食べたり、仲良くしてもらっています。

Q4 症例登録を進めていく上での指導
医からのサポート体制は、どうで
したか?

まず、ローテートが始まる前に、ほしい症例の一覧を持っていき、「これっぽい症例が来たら声かけてください!」とお願いしておけば、たくさん症例を学ぶことができます。自分自身でもアンテナは張っておきますが限界がありますからね…ですので、症例登録には困らなかったです。おすすめは、救急科の医師に欲しい症例の一覧を渡しておくことです。最初は救急科が診ることが多いですからね。欲しい症例であれば自分の病棟に入院させてもらうことができます。

Q5 専門研修のローテートしている上で研修医の時と比べ違いはありましたか?

初期研修の時は指導医とマンツーマンでしたが、後期研修医の時は、基本自分でできることは自分で行い、困った時に指導医に相談に行く形でした。しかし、私は心配性なので、指導医を追いかけまわしてました…「〇〇先生!聞きたいことが5つあります!」と声をかけると、「え!5つもあるの…」等言いながらも、質問以上の指導をいつもして頂きました。

Q6 患者さんのとの印象に残っているエピソードを教えてください。

私は循環器内科志望なのですが、心臓カテーテル検査を自分で行うようになった、3症例目で、検査後脳梗塞を合併してしまいました。幸い、一過性の視野障害のみでしたが大変肝を冷やした症例でした。とても心の広い患者さんで、その後も私の外来に通い続けてくれています。大切な患者さんの一人です。

Q7 苦労したことや大変だったことはありますか?

やはり、重症患者の対応ですね。心肺停止患者の心拍再開後などは、やることが盛りだくさんなのでとても大変です。一夜を明かすこともありますが、貴重な症例なので、すべてを吸収するつもりで戦い抜きます。しかし、入院された患者さんがすべて良好な転帰をたどるわけではありません。残念ながら亡くなってしまう患者さんを何人も経験しました。確かに亡くなってしまうことはいつになっても慣れませんし、悲しいことですが、そこで立ち止まるわけにはいきません。患者さんは一人ではないので、その患者さんを糧にまた次の日も頑張ります。

Q8 専門医になるために意識している事やこれはやってよかったという事はありますか?

内科専門医になるためには、幅広い知識が必要となります。高齢者の食思不振や体重減少、持続する発熱などは、どの医師でも主治医になる可能性があるため、内科医として自分の専門分野以外でも、緊急性のあるもの、専門医に紹介するべきものを見落とさない知識を要します。自分の専門分野を磨きつつ、ジェネラルな部分も疎かにしないように日々意識しています。その中で、他医師との情報交換は大切だと思います。今、自分が困っている症例/頑張って診断した症例/珍しい症例を医局で情報交換をし、自分が意識していなかった鑑別診断、新しい治療法を拾う機会となります。[どこまで同僚医師/上級医師が幅広く行っているのかと、自分の未熟さにショックを受けることは多々ありますが…そのためにも、みんなと仲良くなることは、近道かもしれませんね!]

Q9 ズバリ!
J-Osler攻略法とは?まずは何から手を付ければよいでしょうか?

J-Oslerを始めるために、必要不可欠なものは自分が受け持った患者のリストです。内科専門医J-Oslerには、初期研修医の症例を使えるので、初期研修医からこまめにリスト作成をお勧めします。その後は、自分が持っている症例、これから集めないといけない症例をいち早くブラッシュアップして、症例集めに勤しみます。

Q10 専門医になることを目指す医師にアドバイスをお願いします。

新内科専門医制度が始まって、内科医を志す医師が少なくなりました。私の大学の同級生も内科J-Oslerが大変なので、マイナー科や総合診療科に進路変更をした人もたくさんいます。しかし、内科医として、ジェネラルに内科全般を診療できつつ、専門分野を突き詰めていくことが、私としては理想の医師増と思っています。なので、内科J-Oslerは厳しい道のりとなりますが、一緒に頑張る仲間が一人でも多くなればいいなと思っています。

Message

最後に一言メッセージ

内科新専門医制度では、登録症例数やサマリーの数が従来の認定医よりも増えており、敷居が高くなったと感じる方もいるかと思います。
只、高齢社会となった現代日本では、高齢患者さんの抱える様々な問題に対して向き合う場面が多くなります。幅広い領域を経験しておくことで、どの専門家に相談すればいいかなど分かるようになるかと思います。

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